私が引き寄せの法則を知った時の最終目標は、その時点では「彼と復縁する」ということでした。
でも、復縁とは関係のない願い事がどんどん叶えられていく中で、肝心の復縁は中々引き寄せられない。その現実に不安を感じることもありました。
きっと目に見えないところでは色々な動きがあったんだと思うんです。現に、復縁後彼に聞いた話では、私が引き寄せを始めたと思われる頃から、私のことを思い出す時間が増えたと言っていましたから。
とはいっても、彼と音信不通だった当時の私にそんなことがわかるはずもなく、先の見えない現実に打ちのめされることも少なくありませんでした。
そういう時はこれまでにご紹介してきた方法で不安な気持ちを撃退したりしてきましたが、そもそも「復縁する」と願うだけではダメなんじゃないかと思うようになったんです。
というのも、「彼と復縁する」と決めていたものの、復縁して彼と幸せに過ごしている姿がよくイメージできていなかったからです。
昔から恋愛映画やドラマが苦手で、極力そういうものから遠ざかって生きてきたのでなおさらだったと思います。
自分が彼とどんなお付き合いをしたいのか、正直よくわかりませんでした。
私と彼は性格は似ていましたが、趣味も食の好みも全く合わず、お互い口下手なこともあって会話が弾まないこともたくさんありました。彼のことは好きでしたが、そういうとき気まずさを感じたりもして、無理に何かを喋ろうとして余計なことを言ってしまうことも。
じゃあ会話が弾んでいるところを想像しようと思っても、どういうわけか彼と楽しくお喋りしているところがまったく思い浮かばなかったんです。それはそれでまったくしっくりこないというか。そもそも彼と盛り上がれる話題があるのかどうかも怪しいなと。
そんなわけで、いくら「彼と復縁する」と決めたりノートに書いたりしてもいまいちピンとこなかったんですよね。
逆に、酔っ払った時に面白半分で「男の人にモテまくる」なんて願い事をしてノートに書いた時は、身近な人にちやほやされるイメージをした通り、本当にあっと言う間に願いが叶って、数日後には既婚者からお食事に誘われました。
身近な同僚でイメージしたので、イメージしやすかったのが良かったのかもしれません。
そういうこともあって、より具体的に彼と復縁したあとのことをイメージしてみようと思うようになったんです。違和感を感じることのない、幸せな彼との未来を。
ただ、私にはそれを行うだけの想像力がかけていました。ではどうしたのか、それを補う方法を次回ご紹介します。