優しさは素直に受け取る

誰かに親切にして貰ったとき、私は素直に「ありがとう」と言うようにしています。

彼にご飯をごちそうして貰ったとき、友達にお土産を貰ったとき、同僚に仕事を手伝ってもらったとき、それだけでなく他のどんな些細なことでも、笑顔で「ありがとう」と言うように心がけています。

これを読んだ皆さんは多分、なんだそんな当たり前なこと、と思うのではないかと思います。

でも待ってください。

皆さん本当に素直に「ありがとう」と優しさを受け取れていますか?

私は「ありがとう」と言うより先に、「すみません」と謝ったり、そもそも親切にして貰うことを申し訳なく思って、「大丈夫です」と断ってしまうような人間でした。

「すみませんって言うのがkotokoさんの口癖だね」と言われることがあるくらい、何があっても「すみません」という言葉で片付けていたんです。

人に親切にされるのが申し訳なかったんですね。

はっきり言って、人を頼ったりおねだりするのが上手な女性ってあまり好きではありませんでした。

本やドラマでもいつだって好きになるのは、自立したクールなお姉さんタイプの女性だったんです。

だから私の潜在意識にはいつもそういう女性がいて、私はそれを引き寄せていたんですね。

以前彼と付き合っていた時も同じでした。

例えば「荷物を持つよ」と言ってくれても、「自分で持てるから大丈夫」と断ってしまったり、「家まで送るよ」と言ってくれても、「私は大丈夫だからいいよ」と断ってしまったり。

当然職場でも同じような状況でした。

自立した強い女性に憧れていて、人から優しくされることを申し訳なく思ったり断ったりしていたのは自分自身ですが、それでも人に優しくされたくないわけじゃなかったんです。

だから以前彼と付き合っていたとき、私が彼の優しさを受け入れなかったせいか、あるいは本当に私にはそういう優しさは必要ないと判断したからなのかはわかりませんが、彼が次第に優しい言葉をかけてくれなくなると私は不満を感じるようになりました。

それで勝手に拗ねたり怒ったりして、面倒くさい女です。

引き寄せの法則を知った今はよくわかるのですが、優しくされて嬉しい時には素直に、「ありがとう」って言えばよかったんですよね。

優しくされることを願っていて、見事それを引き寄せられたら素直に「ありがとう」と受け取る。

これがとっても大事なことだったんです。

毎日幸せな気持ちで過ごして、幸せな出来事を引き寄せる準備をしているのに、いざ目の前に願っていた出来事がやってきても、「間に合ってます」「大丈夫です」なんて断ってしまったら絶対に願い事なんて叶いません。

優しくされるのを申し訳ないなんて思っていたら、そのマイナスな感情を引き寄せることにもなります。

優しくされたいと望むなら、優しくされた時にはきちんと受け取る。

プレゼントが欲しいなら、プレゼントを貰った時には素直に受け取る。

それでいいんです。

彼は素直な私に大満足のようですし、職場での人間関係も以前に比べて格段に良くなりました。

優しくされたい、プレゼントがほしい、なんでもいいから褒められたい。

色々な願い事があるかと思いますが、願い事が叶いそうな時には笑顔で「ありがとう」と受け取ってみて下さい。

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